BraveJIGとは?その2 ─IoTを量産する?!─

BraveJIGとは?その2 ─IoTを量産する?!─

IoTの難しさ

IoT化やDX化、見える化って、割とソフトウェア、アプリを作るところが音頭をとって企画が進むことが多かったように思います。
実際にエンドユーザーが目にするのは、パソコンのモニターやタブレットだったりしますから、そこに相談も集まりがちなんでしょう。

ところが、IoTって、先ず知りたい情報を取得するのってどんなセンサー使えばいいんだっけ、といったセンサー選びに始まり、現場のセンサーと離れた事務所をどう繋げるのか、などなど、実はソフトウェアやアプリケーションの分野の人間からすると、全くの専門外の領域で頭を悩める部分が非常に大きいのです。

センサーを選んで半田付けしてRaspberry Piに繋いでみて、センサー値が取れた!
いわゆる概念実証、PoC(Proof of Concept)の段階です。
ここまでは、例えセンサー選びに四苦八苦したとしても、皆さんなんとか行けるんですよ。
問題はそのあと。

さて選んだセンサーで欲しいデータがとれることは分かりました。
では現場に設置、となった時点で途端にさまざまな壁にぶつかるわけです。
PoCではRaspberry PiやPCに繋いでデータを見ています。現場から有線で繋ぐとなると現場状況によりますが、多くの場合現実的ではありません。
センサーは5m以上の有線接続も厳しいですよね。
何らかの無線通信を使うとなったら、何を使えばよいか。
またそれらセンサーデータを伝送する無線機器の電源って確保できる現場ばかりでしょうか?
電源が取れないとなると電池?
それもデータの取得頻度によって全く寿命が変わります。

オフィスのデスク上では難なく取れたデータを取得するのに、あれやこれや検討して解決すべき難問が爆発的に増えるのです。
こうした難題にぶつかりここで断念するケースも多いようです。いわゆる、ポックシ(PoC死)です。

BraveJIGは、ここの課題を難なく乗り越え、次のステージに進む道具です。

IoTを量産化するための治具=ジグ=JIG

IoT化やDX化の肝は、データを取得するセンサー、そのデータを伝送するネットワーク、それらの電源、この3つです。

BraveJIGでは、この3つの要素を全てモジュール化しており、モジュールを選んで組み合わせるだけでOKです。これらの課題に頭を悩め解決を模索する、その時間を圧倒的に節約できます。
その時間を、アプリケーションの開発、UXの向上といった本来の得意分野に集中させることができます。

そして、それらのアプリケーションとBraveJIGを組み合わせて使えば、1件あたりの構築時間がドラスティックに少なくて済みます。そう、IoT化、DX化における量産体制が整います。

IoT化、DX化などの「現場の見える化」を請け負う方々にとって、「見える化」ビジネスを圧倒的に加速する治具、それがBraveJIG(ブレイブジグ)です。