納品まで1ヶ月!循環型バイオトイレの稼働状況モニタリングシステムをスピード構築

株式会社エフェクト

IMG_7367_補正.jpg

株式会社エフェクト

事業内容
ソフトウェア・システムの開発、エンジニアの派遣、自社製品の研究開発
従業員数
40名
課題
  • センサーや通信の選定に多くのリソースが必要となっていた
ちょうどいいポイント
  • センサーやルーターを提供されているので、ソフトウェア開発に専念できる
  • 1つのルーターに対して、複数のセンサーを同時接続できる
導入製品
  • BravePI

貴社の事業について教えてください

株式会社エフェクトは、「エンジニアがつくった、エンジニアのための会社」をスローガンとして、福岡を拠点にソフトウェアやシステム開発を専門としています。地元企業を中心に、技術力を活かしてお客様の課題解決に取り組み、高品質で効率的な製品を提供しています。
当社は、最新技術を積極的に取り入れ、常に業界の変化に対応しながら、モノづくりに注力しています。お客様のニーズを的確に捉え、最適なソリューションを提案し、事業の成長に貢献するサービスを提供することを心がけています。

2024年1月の能登半島災害支援にもBravePIを導入いただいたとのことですが、実際にどのようなシーンで活用されたのでしょうか?

同じ「人・夢・技術グループ株式会社」である株式会社長大が災害支援の一環としてオフグリッド型中水循環システムのバイオトイレ(製品名:A.Q、以下「A.Qトイレ」)を4基設置しました。
このA.Qトイレは、匂いがしない、汚泥がほぼ出ない、汚水を浄化し洗浄水へとリサイクルする自己完結型・自己処理型のトイレですが、バイオトイレなので、どうしても微生物での分解の限界が来てしまいます。そこで、A.Qトイレの使用回数をカウントする必要があるという課題を抱えていました。
避難所の方々だけでなく、近隣の住民の方々の利用数も増えてきている中、使用回数を把握するために、弊社の方でBravePIを活用したドア開閉センサーを設置致しました。具体的にはBravePIの接点入力ドライボードを使用してドアの開閉回数をカウントすることで、トイレの使用回数を把握できるようにしました。

トイレ全景.jpg

設置状況.jpg
モニター画像.jpg

BravePI(ブレイブパイ)を実際に使用して、使いやすさなどいかがでしたか?

やはりIoTの構築がとても早いという点が魅力ですね。従来はRasperry Piを買ってきて、センサーは必要な既製品を買ってきて、半田付けを自分で行なって、といった具合で構築するのに非常に時間がかかっていました。しかし、今回のBravePIを使ったドア開閉センサーに関しては、導入決定から実運用まで1ヶ月もかかっていません。特に問題もなく使えているので助かっています。

今後、BraveJIG(ブレイブジグ)に期待していることを教えてください

IMG_7358.JPG

現在クライアントからお話をいただいている、ホテルレストランの業務用冷蔵庫の温度管理をIoTで行いたいというプロジェクトにBraveJIGを採用したいと考えています。
業務用冷蔵庫の庫内温度を測る必要があるので、Bluetoothだと電波が飛ばないおそれがあります。有線接続ができて、かつRaspberry Piも必要としないBraveJIGに期待しております。
さらにセンサーは防水・防塵で設置場所も気にすることなく設置でき、サーバーへの通信も提供されています。極論、Webサーバーの見せ方以外のところでは私たちは何もしなくて良いんじゃないかと思っています(笑)
IoT構築がとても楽になりそうな印象ですね。